2024年に新しく
仲間入りした土鈴
2024年の最終月に当り、今年1年に新しく仲間入りした土鈴達をご紹介します。
干支鈴は別の機会にと思って除いています。また、今年はコレクターさんの断捨離のお手伝いとしてお預かりした土鈴も結構数ありましたが それらはいずれ嫁ぎ先を探すものとして、ここには含めませんでした。
3月に中山道を旅した時に妻籠宿で見つけた土鈴です。
和紙貼りの上に木曽の民家が描かれています。
和紙が貼られる前はフクロウの土鈴だったように思われます。
左から暁星五郎(蝙蝠)、神武天皇、大友若菜姫(蜘蛛)ほ三種です。
私がゲットできた土鈴は暁星五郎だけで、残りの二つは他のコレクターさんのところに貰われて行きました。
すがも土鈴
木村昭宣さん作
大和出雲人形には「ぐいん」あるいは「フゴイリ子供」と、かつて呼ばれていた、謎めいた姿かたちの人形があります。徳造さん(先々々代)が「ぐいん」と名付けて製作していた人形です。 古い人形や、川崎巨泉の「玩具帖」などの資料から今も水野家に残る古い土型「福禄寿」の背面に彩色されたものとわかっています。 当代の製作者・水野佳珠さんの「古き紐とき、新しきを紡ぐ作業」を経て、このたび復刻してもらったものです。
大和出雲人形
水野佳珠(かず)さん作
6つの瓢箪が描かれています。六瓢=無病という縁起物です。
焼き付けの後に一部に金箔が貼り付けられています。
京都市東山区
清水正さん作