今月の土鈴 2001年12月

タイトル

春日若宮おん祭 (春日大社)


春日若宮社は春日大社本殿の南へ約40m、天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)が祭られています。
奈良にはお祭も色々ありますが一年の最後を飾る「しまいまつり」は春日大社の春日若宮おん祭です。
平安時代末期の保延2年(1136年)大飢餓に襲われた時に関白藤原忠通が若宮神社の神様をお旅所にお遷しして五穀豊穣、万民豊楽を祈ったのが始まりといわれ、860年以上連綿と続いています。
祭りは12月15日〜18日に行われますが、特に賑わうのは12月17日、忠通公の代理の「日の使い」を先頭に平安時代から江戸時代の風俗衣装を身につけた千余名の時代絵巻が奈良のメインストリートを練り歩きます。その後、お旅所で神楽・舞楽・細男(せいのお)・田楽・猿楽などの古典芸能の奉納があります。
これらの神事芸能は国の重要無形民俗文化財に指定されています。


火炎太鼓の土鈴

  
火炎太鼓 祭礼図 龍蓋
火炎太鼓
春日大宮若宮御祭礼図より
被者(ひしゃ)と馬長児(ばちょうのちご)
龍蓋(りゅうがさ)
馬長児に随従する被者がかぶる
  
お渡り お渡り お渡り
 
お渡り
 
 




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このページは2005年 9月19日に更新されました。
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