元明(げんめい)天皇陵
 奈保山東陵(なほやまのひがしのみささぎ)

奈良県 奈良市奈良坂町



第43代元明(げんめい)天皇の御陵。わたしのHPは「巨大古墳見て歩る記」と名付けたのですがこの御陵は巨大古墳とは言えないようです。元明天皇の遺言によって葬儀は徹底した薄葬にし、山丘で営んだ火葬所をそのまま山陵としたということです。
元明天皇は天智天皇の第四皇女で、実子の第42代文武天皇が慶雲4年、25才で崩御したため孫の首皇子(聖武天皇)が成長するまでの中継ぎとして女帝として即位。また、草壁皇太子の妃で草壁皇子との間に軽皇子(文武)と氷高皇女(元正)をもうけています。  
  
  


道標、近鉄奈良駅前。
 


元明、元正天皇陵を中心とした地図
(右が北です。)
陵印

陵印
S15.11.17


制札


拝所
戦前

戦前の写真


江戸時代の初めには法華寺東町のウワナベ古墳が元明天皇陵と考えられていたそうです。ウワナベ古墳は5世紀中頃、古墳時代中期の大型前方後円墳で奈良時代の元明天皇とは全く時代が異なります。


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このページは2008年11月20日に更新されました。f