奈良を中心に関西の代表的な古道を歩いてみましょう。(葛城の道)
條ウル神古墳 條ウル神塚・巨勢山658号墳
奈良県 御所市条 字ウル神 
巨勢山古墳群の中で最大の宮山古墳（室大墓・国史跡）から東へ約1500ｍ、
蘇我馬子の墓とされる飛鳥の石舞台古墳に匹敵する石室が見つかった條ウル神（じょう・うるがみ）古墳です。
被葬者は葛城氏や蘇我氏も候補になるが、この周辺を本拠とし六世紀に朝鮮半島との交易で利権を得て急速に台頭した軍事氏族の巨勢（こせ）氏のトップクラスとみるのが有力。
巨勢氏が天皇陵級の古墳を築ける権力を持っていたことになる。
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| 遠景。墳形や墳丘は地形が変わったため形状も寸法も現状では不明。 石室発掘前は径20mほどの円墳と考えられていた。 |
見学会現地会場 |
石室・見学会。一組四名で一分間、ストップウォッチで計っていました。
石室。奥に家形石棺（長さ約二百七十センチ、幅約百四十七センチ）が見える。
宮山古墳
古道を歩く
