伝統行事シリーズ・節分の土鈴です。(興福寺 追儺会・鬼追い式)

節分の日の夜、追儺会(ついなえ)は興福寺・東金堂で本尊・薬師如来を前に自らの罪を懺悔し、新しい年の幸せを祈る星祭り(薬師悔過法要)で始まります。
鬼追い式は、東金堂の基壇(この行事の為に拡張し、舞台になっている)上で黒鬼、青鬼、赤鬼とそれぞれの子鬼が手に手に松明や武器を持って暴れまわります。黒鬼はリーダー格、青鬼の「青」は青信号や青菜というときの「あお」のように実際は緑色をしています。この三色の鬼たちは人間の三つの煩悩の象徴で、赤鬼は「貪欲」、青鬼は「怒り」、黒鬼は「愚痴」を表しているそうです。そこに毘沙門天が現れて鬼と戦い平伏させます。この戦いの楽しいパフォーマンスで追儺会の雰囲気はピークになります。
その後、大黒様や年男・年女が登場し豆まきが行われます。

鬼の酒盛り

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鬼たちは登場前に陽気に楽しげに酒盛りをしています。三匹の鬼が肩を組み合って気勢を上げている、そんな場面を土鈴にしました。

 

赤鬼と大黒様土鈴

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たいまつを持って暴れる鬼と福を配る大黒様を両面に表現しています。 鬼の色には黒鬼、青鬼、赤鬼のバージョンがありますがこれは赤鬼です。


 

青鬼と大黒様土鈴

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こちらは青鬼のバージョンです。

 

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