胡粉がけ
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さて胡粉ってなんだ?
貝殻を粉にしたもんなんだ・・・
昔はハマグリだったようだ。今はカキガラから作っているようです。カキはウマイ。好きジャ。カキ飯、カキフライ、土手鍋なんかも良いにゃー・・・
開運土鈴
ハマグリだけど上に金色のウンチが付いていて
「貝ウン=開運」土鈴
中北訓子さん作
牡蠣=カキ=柿・・・とたまちゃんは柿の土鈴を出そうかとも思いましたがオヤジギャグ以下なのでやめたようです。
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で、百たたきでツヤツヤになった胡粉を細長く伸ばします。
細長く伸ばした胡粉を3センチメートルくらいに切って茶こしの中に入れ、少量の湯の中に溶かします。
湯の温度は40℃くらいで、胡粉がヒタヒタにつかるくらい。湯の量が多いとうすくて上手に出来ないよ。少ない量でね・・・
胡粉の温度が保てるように40℃の湯せんにしておきましょう。ニカワは冷えるとゼリーと同じで固まります。
冬場のこの作業は温度管理がちょっと大変。
ムラなく上手に塗りましょう。この胡粉の濃度が、また悩ましい・・・。
これで乾いたら胡粉がけは完成!!
※残った胡粉は冷凍しておけます。次に使う時には少しニカワ液を足してネッ!!
たまチャンは思い出したのだ。今、作っているのは饅頭喰い人形の土鈴だった。それもお地蔵様の饅頭喰い。饅頭喰い人形といえばこんなのもあったなぁ。
左 胡粉を塗ったところ
右 絵付けをするとこんな饅頭喰いが出来上がります
海老天たまこさん作 饅頭喰い土鈴