丑の干支土鈴
落語土鈴 牛ほめ
干支鈴ではないですが牛土鈴です。
上方落語の牛ほめ(池田の牛ほめ)を題材にした土鈴です。
良い牛というのは「天角地眼一黒鹿頭耳小歯違」というらい。すなわち天角と言って角が真っ直ぐ天を向いて、地眼とは眼が地面を睨んでいる。一黒、黒一色で、鹿頭、首が鹿のように滑らか。耳が小さく、歯が互い違いグイチになってる。
このように教えられて叔父さんのところの牛を褒めていたのに牛は尻を向けて粗相をする。
叔父さんが恐縮していると、「心配しなはんな。ここにも秋葉はんのお札貼っときなはれ。穴が隠れてヘの用心になります。」
小槌干支シリーズ
「打ち出の小槌をテーマにした干支土鈴シリーズを。」というお題をいただいて1年。やっと完成した13個の土鈴の一つです。 13というのは干支の12個プラスおまけの猫。猫をおまけしたのが海老天たまこのこだわりでした。
2014年6月作品