巳の干支土鈴です。
2013年は巳年、備中張り子倶楽部さんの干支土鈴も5年目です。2013年の干支は「癸巳(みずのとみ)」です。
三輪山の二神
奈良の地で「巳」をイメージするのはやはり三輪山でしょう。
そこには箸墓伝説と言われる次のようなお話があります。
箸墓古墳の主とされる倭迹迹日百襲媛命(ヤマトトトヒモモソヒメ)は毎夜通ってくる男性の本体が蛇であることを知って驚き、尻餅をついた時に箸が刺さって死んだ。その蛇は実は三輪に祀られている大物主神(おおものぬしのかみ)であったという。
倭迹迹日百襲媛命は卑弥呼がモデルとも言われ、箸墓=卑弥呼の墓とされています。
底は三輪山と大鳥居を表現しています。鳥居の一部が鈴口になっています。
また、蛇さんの頭は張子で出来ていて取り外しができます。
大神神社についてはこちらのページもご覧ください。
カップルヌード 二神
→この土鈴では大物主神と倭迹迹日百襲媛命を混浴させてみました。白いヘビの尾がカップからはみ出しています。白い巳さんは繁栄のシンボルです。
機会がありましたら手にとって底もご覧下さい。三輪山と鳥居が見えますよ。
たいしたもんじゃ
→新潟県岩船郡関川村で行われている「大したもん蛇まつり」の主役のヘビさんを土鈴にしてみました。
祭りのメインイベントの大蛇パレードに登場する長さ82.8m、重さ2tの大蛇は村民の手作りで、竹とワラで作った世界一長い蛇として2001(平13)年6月にギネスブックに認定されています。
尚、長さ82.8mというのは昭和42年8月28日の羽越大水害で多くの犠牲者を出しており、惨事を忘れることなく次代へ引き継ぐために決められました。
また、まつりは干支とは関係なく、毎年8月下旬に開催されます。
小槌干支シリーズもあります。こちらをクリックして下さい。