共通して「猫」の字を含む名字を持つ主人公たちは、それぞれ仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字のある数珠の玉（仁義八行の玉）を持ち、 「鯛の鯛」の形の痣を身体のどこかに持って活躍する。

仁　猫江親兵衛

猫江 親兵衛 仁（ねこえ しんべえ まさし）

八猫士の中では最年少、小文吾は伯父にあたる。

神隠しに遭い房州富山で育った。

珠を握って生まれたため生まれつき左手が開かなかった。

脇腹に「鯛の鯛」の痣を持つ。

2017年5月作品

義　猫川荘助

猫川 荘助 義任（ねこかわ そうすけ よしとう）

八猫士随一の苦労人。

信乃の世話役兼監視役であったが自分と同じ痣と珠を持っていることを知って義兄弟の契りを結ぶ。

背中に「鯛の鯛」の痣を持つ。

2017年5月作品

礼　猫村大角

猫村 大角 礼儀（ねこむら だいかく まさのり）

化鼠に父親を殺され、また、父親に化けた化鼠に虐待された。

そこで、父の仇である化鼠を倒し、猫士の群れに加わる。

左胸に「鯛の鯛」の痣を持つ。

2017年5月作品

智　猫坂毛野

猫坂 毛野 胤智（ねこさか けの たねとも）

母とともに女田楽の一座に入ったため女装で育てられ、女性とも見紛う美貌の持ち主。

また、八猫士随一の策士。

右肘から二の腕に「鯛の鯛」の痣を持つ。

2017年5月作品

　　　

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