古市(ふるいち)古墳群の南西部、羽曳野丘陵から東にのびる台地の上に造られた小型の前方後円墳です。 西方には全長115メートルの前方後円墳の白髪山(清寧陵古墳)が一直線上に同じ向きで並んでいて、その陪冢(ばいづか・い号陪冢)と考えられます。

 元々は幅10メートルほどの周濠が存在していましたが、現在は道路や住宅地となっています。

 墳丘には円筒埴輪が並べられていたそうです。


規模 単位:m
墳形全長後円部径後円部高前方部幅前方部高くびれ部幅くびれ部高年代
前方後円墳46      6世紀前半

北西より全景

北西方向より見た全景です。

手前が前方部、左奥が後円部です。

可愛い前方後円墳の形がよくわかります。



古墳カード

MOZU-FURU CARD です。

画像の中央下にある小さいのが小白髪山古墳です。中央上部の目立つ緑が清寧天皇陵です。

2020年3月22日入手



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