佐紀陵山古墳(日葉酢媛命狭木之寺間陵)のすぐ東にあり、前方部を南に向ける古墳時代前期の前方後円墳。
1971年5月27日、史跡に指定。「史跡瓢箪山古墳」の石塔が目につく。
墳丘の周囲には周濠がめぐっているが、前方部西南に瓢箪山古墳より前に造られた丸塚古墳が隣接していたために、その部分周濠が欠けている。
墳形 | 全長 | 後円部径 | 後円部高 | 前方部幅 | 前方部高 | くびれ部幅 | くびれ部高 | 年代 |
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前方後円墳 | 96 | 60 | 10 | 45 | 7 | 古墳時代の前期から中期への過渡期 4世紀末葉から5世紀初め |
「史跡瓢箪山古墳」の石塔
2001年10月撮影 |
約20年経つと周りのつつじが成長しました。
2020年 5月撮影 |
後円部墳丘から南、
前方部方向を望む |
前方部
東南角 |
墳丘上から西、
佐紀陵山古墳(伝日葉酢媛陵)全景。
古墳西側
向う側が前方部です。
前方後円墳の形がよくわかります。